バカだらけ
寒風吹き荒ぶ中で、ワイナリーチームはヴィラデストから遠く離れた八重原圃場で、越冬のための藁巻き作業を行っています。
この畑で困るのがこの雑草。
「コセンダングサ」という雑草で、どこにでも生えている雑草なのですが、八重原圃場は元々荒地だったこともあり、群生地に。
この雑草、農家の間では通称『バカ』と呼ばれ、とにかく種子が身体中にひっつきます。
作業中にも「ほーバカにバカがついてる、大バカもんだ!」なぞとバカにされることもしばしば。
ひっつくだけなら良いのですが、これがチクチクと地味に痛い。フリース生地の服はすぐにほつれてしまいます。
この時期の寒い日に藁巻きをしていると、リンゴ農家さん以外は殆ど外で見かける人は居ないので、たまに通りかかった人に「よくだねぇ」と言われます。
考えてみれば、バカにくっつかれて身体中バカだらけになりながら、畑でうずくまって作業している姿は確かにバカっぽいのかもしれませんね。笑 (庸)