2021年の収穫が無事、終わりました!
10月最終週にカベルネを収穫し、2021年の収穫はすべて終了しました。
今年は、8月のお盆頃から雨が降り続き、ブドウの成熟が心配されましたが、9月に入って秋らしい爽やかな晴天が続いたことから、糖度が急上昇し、さらに酸味も保持された、高品質で健全なブドウを収穫することができました。ワイナリー内では、まだ発酵中のタンクもありますが、大部分は発酵を終えて熟成の期間に入りました。
2021年ヴィンテージのワインは大いに期待できそうです。
収穫、仕込みは終わりましたが、スタッフはのんびりする暇もなく、本格的な冬が来る前に防寒のためのブドウの幹への藁巻き、堆肥の施肥、雨よけビニールや電気柵の片付けなどにいそしんでいます。
でも、無事に収穫が終わって、とにかくホッとしました。この数日で一気に紅葉が進みましたが、しばらく景色を見る余裕もない生活を送っていただけに、この美しい風景には癒されます。
ワクチン接種の拡大もあり、このところのコロナウイルスの新規感染者数は落ち着き、社会も動きつつあります。着実に、平穏な日々を取り戻し、親しい仲間と心置きなくワインが楽しめるようになることを祈るばかりです。
2020年の2月末ぐらいから、ほとんどのリアルイベントが中止になってきましたが、慎重に対策を施した上で、リアルイベントも徐々に再開されるようになってきました。ヴィラデストとしても、少しずつ参加を始めています。
11月23日には、こちらはオンラインが主になりますが、「GI長野(地理的表示)」指定のお披露目イベントが開催されます(主催:関東信越国税局)。長野市のメイン会場と4ワイナリー、4日本酒蔵をオンラインでつなぎ、ヴィラデストからの中継もあります。
メイン会場では、GI長野についてのパネルディスカッションもあり、GI長野を楽しく理解していただけるイベントになると思います。これを機会に、長野ワインのブランド化をより一層進めていきたいと考えます。
一般の方はオンラインでの参加ですが、事前の申込みが必要となります(無料、500名まで)。興味のある方は、ぜひご覧ください!
https://twitter.com/NaganoSake369/status/1456487902184050690/photo/1