萌芽が始まりました
ゴールデンウィークの開始とともに、シャルドネの萌芽が始まりました。
今年は1月、2月は暖冬だったものの、3月から4月前半は気温が低い状況が続きました。しかし、このところ、急に暖かく(暑く)なって、例年より数日早い萌芽になりました。
これから5月半ばあたりまでは、遅霜のためにせっかく出た芽が被害を受けるなどの心配がありますが、萌芽前の結果母枝誘引や、休眠期の防除としての石灰硫黄合剤散布等の作業を順調に進めることができ、ホッとしています。
萌芽するとブドウの新梢はぐんぐん伸びて約2ヶ月で1メートルほどになります。新梢の誘引、雑草の管理など、これからグリーンシーズンが始まり、加速度的に畑仕事が忙しくなってきます。
ワイナリーの中では、2023年ヴィンテージワインの瓶詰めも順調に進んでいます。昨年の夏は記録的な猛暑になったこともあり、より熟した果実のニュアンスを感じる、昨年の気象条件を反映したワインに仕上がってきています。アイテムによりリリース時期は異なりますが、早いもので今年の夏頃からの発売となります。ご期待ください!!
2019年から植栽を開始した、御堂ワインブドウ団地の畑の苗木が育ってきました。
畑の間を通る道路の舗装などの整備もいよいよ終盤になり、また、御堂地区のワインのテイスティングやボトル販売を行う施設も建設中ですので、今年度中には一般のお客様も訪れることができる場所になりそうです。ヴィラデストとはまた違った角度から見渡す、千曲川の流れや日本アルプスの眺めはとても雄大です。
御堂ワインブドウ団地では、合計11のワイナリーやブドウ生産者がワインブドウを栽培しているのですが、販売施設が完成した暁には、11の生産者が集合してのイベントなどを仲間と計画してみたいと思っています。
1年前の5月8日に新型コロナウイルスの位置づけが「5類感染症」になりましたが、今年はワインイベントが各地で開催されています。
4月23日(火)には、大阪、ワインショップFUJIMARUさん主催の「Meet the Japan Wine in Osaka」が京セラドーム大阪・スカイホールで開催され、出展いたしました。日頃、東京での試飲会出展の機会が多いので、年1回のFUJIMARUさんの大阪での試飲会は、西日本を中心とした料飲店や一般のお客様にお会いできる貴重な機会です。
昨年のA.S.I. 世界最優秀ソムリエコンクールにて第3位に輝いたリーズ・チョイさんやヴィラデストのワインを香港で販売していただいているケネス・リーさんも参加くださり、忙しくも長く楽しい一日でした。試飲会の終了時刻が、京セラドームで開催されていたオリックス対西武戦の終了時刻と重なったため、電車に乗れるか心配しましたが、なんとかセーフでした!
数年前から、千曲川ワインバレー東地区では「千曲川ワインバレーワインゴーランド」と題して、5月から6月にかけて千曲川流域で多くのワインイベントが開催されているのですが、5月11日(土)、12日(日)には「東御ワインフェスタ2024」が開催されます。
このフェスタは10年ほど前に当時市内に3軒だったワイナリーと行政、酒販店の方などが会議を重ねて立ち上げたのですが、このところ少しマンネリ化していたため、今年から時期をこれまでの9月から5月に変え、市内に14軒と増えたワイナリーの若手が中心になってリニューアルして開催します。
https://tomikan.jp/genre/see/event/tomiwinefesta2024/
そして、6月1日(土)には「ヴィラデスト ワイナリー祭り」が開催されます。こちらも例年は11月に開催していますが、今年は6月に時期を移して開催します。日頃のヴィラデストとは少し趣が異なり、気軽にお子様連れでも楽しんでいただけるお祭りになる予定です!
詳しい情報は、今後、ヴィラデストワイナリーのホームページ、InstagramなどのSNSで発信していきます。
多くのお客様のご来場をお待ちしています!!