ブドウが結実しました
ブドウ畑では、ほぼ例年通りの6月中旬に開花し、結実した小さな実が日に日に大きくなりつつあります。今年は今のところ、雹などの被害もなく、順調に生育していますが、梅雨末期の大雨や天気の急変など、まだまだ気は抜けません。
いずれにせよ、今年のブドウの出来を左右する大事な時期が、これから収穫までのおよそ100日間。
無事によい収穫を迎えられることを祈りつつ、日々の畑作業を地道に進めていきます。
今の時期は新梢の伸びが一番旺盛な時期で、風通しや日当たりをよくするために新梢を真っ直ぐ立てる誘引作業を進めています。
誘引作業がひと段落すると、垣根の上部や側面を刈りそろえる、摘芯を行います。この摘芯は、以前はすべて手作業でやっていましたが、数年前からトラクターの摘芯アタッチメントを導入しましたので、ずいぶん時間と労力が削減できるようになりました。
機械の力も借りながら、手をかけるべきところはしっかりと手をかける。広い畑を管理する上で、このメリハリが重要なことだと考えています。
6月23日には、ヴィラデストワイナリーのワインを各地で販売していただいている酒販店の皆様をワイナリーにご招待し、「ヴィラデストワイナリー20周年記念試飲会」を開催しました。今回は17種類のワインを用意し、ワインの解説とともに、全種類テイスティングをしていただきました。
引き続き、ヴィラデストのワインの魅力を各地のお客様に伝えていただければ幸いです!
今年は特に酒販店様や飲食店様向けの試飲会が各地で多く開催されており、私も東京・大阪・長野市などでブースに立たせていただく機会がありました。
この3年間はこのような出会いの場が限られていただけに、私たちにとっても貴重な機会ですし、参加者の皆さんの真剣度合いも高いように感じます。
これから、日本ワインが一段と元気になるためにも、様々な立場の方と連携できれば嬉しいです!
梅雨明けまではもう少しですが、梅雨の晴れ間は気温も上がり、いよいよヴィラデストにも夏がやってきました!!