収穫、仕込みの最盛期を迎えています!
前回の通信では、「ここから収穫終了までのあと約1か月半の間、昼夜の寒暖差の大きい、カラっと晴れた天気が続いてくれることを祈るばかりです。きっと、2021年もよい収穫が迎えられるでしょう」と、希望的観測で書いていましたが、まさに9月10日あたりから、晴天で昼夜の寒暖差が大きい秋晴れが続いていることから、ブドウの糖度はぐんぐん上昇し、非常によい状態で収穫が進んでいます。
病気が少なく、収穫に手間がかからないことや、天候がよいことから、収穫や仕込み作業も順調で、残すところワイナリー周辺のシャルドネとメルローとなりました。これらは、ヴィラデストのフラッグシップワインである「ヴィニュロンズリザーブ シャルドネ」や「ヴィニュロンズリザーブ メルロー」、「タザワメルロー」になるブドウですが、直近1か月の好天の恩恵を受けてすばらしい状態で熟しつつあります。
夏の長雨に耐え、そして最終的には収穫前に好天に恵まれ、その恩恵を受けられたこと。ずっと頑張って、畑を管理してくれたスタッフの努力の結果です。
2021年は、昨年に引き続きコロナウイルスに翻弄され、一方では東京オリンピック・パラリンピックが開催されるなど、記憶に残る年になりそうです。10月末頃まではいそがしい日々が続きますが、ブドウの力を充分に抽き出し、記憶に残るワインができるよう、ブドウ畑で、醸造所で、がんばります!
2021年ヴィンテージ、ご期待ください!!