ブドウが色づき始めました
最近の猛暑により、ブドウの成熟が一気にすすんできました。写真はピノ・ノワールですが、色づきが徐々に進んでいます。
ヴィラデストワイナリー周辺では、8月1日に梅雨が明けて以来、ほとんど雨が降っていません。ヴィラデストのブドウ畑に設置された気象観測装置によると、8月1日から15日までの雨量はわずか1mm。7月は毎日のように合計250mm も雨が降ったのに。本当に近年の気候は極端です。
7月の長雨でブドウ畑では、“べと病”や“灰色カビ病”などの病気がちらほら発生しています。さらに、8月になって雨が全く降らず高温な日が続いているので、ブドウの房に日焼けや縮果の症状も見られるようになってきました。今後は適度に雨が降ってくれることを期待しています。何事も極端は困ります。
異常な気候の中ではありますが、スタッフの懸命の努力により、今のところ、ヴィラデストのブドウ畑では病害による被害をコントロールできています。これから収穫まで、あと1、2か月の天候が安定すれば、今年も良い収穫を迎えることができるでしょう。
暑い日が続きますが、収穫までのラストスパート、頑張ります(熱中症には気を付けて、ですね)!